エアコン掃除に失敗した時のリカバリー方法は?故障や水漏れの対処法を解説!

自分でエアコン掃除をしたら、電源が入らなくなって焦っていませんか?エアコン掃除に失敗した時のリカバリー方法は、まず落ち着いて原因を特定することです。水漏れや故障の症状が出ても、正しい手順を踏めば解決できる場合があります。

この記事では、エアコン掃除に失敗した時のリカバリー方法や、故障や水漏れの対処法を詳しく解説します。無理に動かして状況を悪化させる前に、まずはこの記事の手順を試してみてください。

目次

エアコン掃除に失敗した直後のリカバリー方法は?

掃除の後に不具合が起きると、慌てて何度も電源を入れたくなりますね。しかし、その行動が故障を深刻にさせるかもしれません。まずは深呼吸をして、安全を確保する行動から始めましょう。

1. すぐに運転を停止して電源プラグを抜く

異音がしたり水が垂れてきたりしたら、すぐに運転を止めてください。そのまま使い続けると、内部でショートする恐れがあります。

必ず壁のコンセントから電源プラグを抜きましょう。電装部に水がかかっていた場合、通電し続けるのはとても危険です。

2. 本体の水気を拭き取り送風運転で内部を乾かす

見える範囲にある水分を、乾いたタオルで丁寧に拭き取ります。特に電装ボックス周辺に水分が残っていないか確認してください。

表面が乾いたら、プラグを差し直して「送風」運転を試します。2時間ほど送風し続けることで、内部に残った湿気を飛ばすことができます。

3. エアコンのリモコンでエラー内容を確認する

エアコンのランプが点滅しているなら、それはエラーコードの合図です。リモコンの「本体受光部」に向けて「点検」ボタンなどを押してみましょう。

表示された英数字をスマホで検索すると、故障箇所が分かります。メーカーの公式サイトでエラーの内容を調べると、自分で直せるか判断できます。

エアコン掃除後に水漏れが発生した時の対処法は?

掃除をした後に吹き出し口からポタポタ水が垂れるのは、よくあるトラブルです。これは故障ではなく、汚れが詰まっただけのケースがほとんどです。落ち着いて排水経路を確認してみましょう。

1. ドレンホースの詰まりを掃除機で吸い出す

外にあるドレンホースの先端を確認してください。掃除で流したホコリやカビが、ホースの中で詰まっている可能性があります。

掃除機の吸込口をタオルで覆い、ホースの先を密着させて数秒吸い出します。このとき、水が掃除機に入らないよう慎重に作業してください。

2. サクションポンプを使いドレン管の汚れを抜く

掃除機を使うのが不安な場合は、「イチネンTASCO サクションポンプ TA918SS」がおすすめです。ホースの先端に差し込んでハンドルを引くだけで、詰まりを解消できます。

この道具はプロも使用するもので、驚くほど簡単に汚れが抜けます。一家に1台あると、急な水漏れトラブルでもすぐに対応可能です。

3. 室内機が傾いていないか設置状況をチェックする

掃除のときに本体を強く触り、傾いてしまった可能性もあります。エアコンはドレンパンに溜まった水が流れるよう、水平に設置されています。

わずかな傾きでも、水が逆流して漏れ出す原因になります。目視で本体が歪んでいないか、壁との隙間が開いていないか確認してください。

掃除の後にエアコン本体が故障したと感じる原因とは?

「掃除前は動いていたのに」と落ち込んでしまうかもしれません。しかし、原因を知ることで修理の依頼もスムーズになります。失敗の多くは、デリケートな部品への接触です。

1. 電装基板に洗浄液がかかりショートしている

室内機の右側には、心臓部である基板が収まっています。ここに洗浄スプレーの液がかかると、基板がショートしてしまいます。

ショートした基板は、自分では修理することができません。基板の交換が必要になるため、無理に分解せずメーカーに相談しましょう。

2. 吹き出し口のルーバーやモーターが外れている

ルーバー(風向き板)を手で無理に動かすと、接続部が外れます。また、中のモーターを回すギヤが破損することもあります。

ルーバーがダランと下がったままだと、エラーで動かない機種もあります。部品が正しい位置にはまっているか、優しく指で確認してください。

3. 温度センサーの向きが変わり感度が悪化している

熱交換器の近くには、小さな温度センサーが設置されています。掃除の際にこのセンサーがずれると、正しい温度が測れなくなります。

センサーが金属部分に密着しすぎたり、浮きすぎたりしていないか見てください。正しい位置に戻すだけで、冷えの悪さが解消することもあります。

電源が入らない・冷えないトラブルへの対処法は?

リモコンを押しても反応がないと、完全に壊れたと思ってしまいますね。しかし、意外と初歩的なミスが原因であることも多いのです。まずは以下の3点を順番に試してください。

1. コンセントの差し直しとブレーカーの確認

一度抜いたプラグを、奥までしっかりと差し込んでください。また、掃除中のショートで部屋のブレーカーが落ちていることもあります。

分電盤を確認し、エアコン専用のブレーカーが下がっていないか見てみましょう。レバーを一度下げてから、上げ直すと復旧する場合があります。

2. リモコンの電池交換と応急運転ボタンのテスト

本体の故障を疑う前に、リモコンの電池を新品に替えてみましょう。掃除中の振動で、リモコンの液晶はついていても信号が弱っていることがあります。

本体にある「応急運転ボタン」を直接押してみてください。これで動く場合は、本体ではなくリモコン側に問題があると特定できます。

3. 室外機の周辺に物を置いていないか再点検する

掃除で出たゴミ袋などを、室外機の前に置いていませんか?室外機の周りを塞ぐと、熱が逃げずに冷房が効かなくなります。

吹き出し口の前に1メートル以上のスペースがあるか確認してください。アルミフィンにゴミが詰まっていないかも、あわせて見ておきましょう。

エアコン掃除の失敗で室内機から異音がする理由は?

「カタカタ」「キュルキュル」といった音は、何かが干渉しているサインです。音の種類によって、チェックすべき場所が決まっています。

1. 送風ファンに異物が挟まっている可能性

回転する筒状のファンに、割り箸やブラシの毛が残っていませんか?小さなゴミが当たるだけで、大きな音が発生します。

懐中電灯で吹き出し口の奥を照らし、異物がないか探してください。見つけた場合は、必ず電源プラグを抜いた状態で慎重に取り除きます。

2. フィルターが正しく装着されず振動している

フィルターが枠から浮いていると、運転の振動で音が出ます。カチッと音がするまで、正しい溝にはまっているか確認してください。

前面パネルがしっかり閉まっていないことも、異音の原因になります。左右の端をグッと押して、ロックがかかっているか見てみましょう。

3. 内部のプラスチック部品が熱で変形している

熱いお湯を使って掃除をすると、プラスチックがわずかに歪みます。パーツ同士の噛み合わせが悪くなり、運転中にきしみ音が出ることがあります。

この場合は、ネジを一度緩めて締め直すと音が消える場合があります。ただし、無理な増し締めは破損を招くので、ソフトに扱いましょう。

自分でリカバリーできる故障とできない故障の差とは?

どこまで自分で頑張り、どこからプロに任せるべきかの境界線を知りましょう。判断を誤ると、修理費がさらに膨らむ可能性があります。

1. ホースの詰まり掃除で解決できる軽微な症状

水漏れの8割以上は、ドレンホースの詰まりによるものです。これは市販の道具で誰でも解決できる、難易度の低いトラブルです。

フィルターの汚れによる冷えの悪さも、自分でリカバリー可能です。洗剤の洗い残しを拭き取る作業も、自分で行える範囲といえます。

2. 基板の交換やフロンガスの補充が必要な重症

電装パーツが水で壊れた場合は、一般の人には修理できません。また、内部の配管を傷つけてガスが漏れた場合も、専門工具が必要です。

電源を入れても「ブーン」と唸るだけで動かないなら、重症のサインです。火災のリスクもあるため、すぐに使用を中止してください。

3. エアコンメーカーの保証期間内であるかの確認

掃除による故障は「過失」となり、無償保証の対象外になることが多いです。しかし、購入店の延長保証などでカバーできる場合もあります。

修理を呼ぶ前に、保証書の内容をしっかり読み直してください。年式が10年以上前の場合は、修理部品がないため買い替えが推奨されます。

エアコン修理をメーカーや業者に頼む費用の目安は?

プロに頼むといくらかかるのか、一番気になるところですね。失敗した内容によって、かかる費用は大きく変わります。

1. 水漏れ修理の作業工賃と出張費の平均額

項目費用の目安
ドレンホース清掃(業者依頼)8,000円〜15,000円
部品交換を伴わない水漏れ修理12,000円〜24,000円
冷媒ガス補充15,000円〜30,000円

水漏れ解消だけであれば、それほど高額にはなりません。しかし、原因の特定には出張費が必ず発生します。

2. 電子回路や基板交換にかかる部品代の相場

基板の交換は、エアコン修理の中でも高価な部類に入ります。部品代だけで1万円から3万円、工賃を含めると5万円を超えることもあります。

掃除で基板を濡らしてしまった場合は、この出費を覚悟しなければなりません。最新機種であれば、修理して使い続ける価値があります。

3. 修理よりも買い替えた方が安く済む年数の基準

エアコンの設計上の標準使用期間は、一般的に10年です。製造から8年以上経っているなら、修理しても別の場所がすぐ壊れるかもしれません。

修理見積もりが3万円を超えるようなら、新しいエアコンへの買い替えを検討しましょう。最新の省エネモデルにすれば、電気代で元が取れる場合もあります。

掃除失敗による火災や感電のリスクを避けるには?

「動けば大丈夫」と安易に考えるのは危険です。目に見えない場所で異常が起きている可能性があるからです。安全のための最低限の知識を持ちましょう。

1. 洗浄スプレーがモーター部にかかる危険性

市販の洗浄スプレーは、使い方を間違えると火災の原因になります。特にファンを回すモーターに液体がかかると、内部でトラッキング現象が起きます。

スプレーをかける際は、モーターや基板から十分に距離をとりましょう。液が滴って電装部に入らないよう、細心の注意が必要です。

2. 濡れた手で電源プラグを触らない注意点

当たり前のことですが、掃除中は手が濡れやすいため注意してください。濡れた手でプラグを触ると、感電する危険性が非常に高いです。

プラグを抜く前、差す前には必ず手をタオルで拭きましょう。また、コンセントの周りに水が飛んでいないかも確認してください。

3. トラッキング現象を防ぐためのコンセント掃除

エアコンのプラグを長期間差しっぱなしにすると、ホコリが溜まります。掃除のついでに、プラグの刃の付け根を乾いた布で拭いてください。

ホコリが湿気を吸うと、火花が出て火災に繋がります。掃除失敗で水が飛んだ場合は、コンセント内部まで乾いているか慎重に確認しましょう。

次回からエアコン掃除に失敗しないための準備とは?

今回の失敗を教訓に、次は安全に掃除できる環境を整えましょう。便利な道具を使うだけで、失敗のリスクは格段に下がります。

1. 電装部分を完全に保護する養生シートの使い方

掃除の前に、電装部をしっかり守ることが最も重要です。プロも使う「マスカーテープ」やキッチン用ラップを活用しましょう。

これでもかというほど重ねて貼り、水が一滴も侵入しないようにします。この準備に時間をかけることが、最大のリカバリー防止策です。

2. 無理に分解せず手が届く範囲の清掃に留める

ネットの動画を見て、複雑な分解に挑戦するのは控えましょう。プロと素人では、部品を外す力加減や構造の理解が違います。

自分でするのは、フィルター清掃と吹き出し口の拭き掃除までに留めます。奥の汚れが気になるなら、無理をせず専門家に任せるのが賢明です。

3. 専門業者のエアコンクリーニングを予約する頻度

1年から2年に1回は、プロのエアコンクリーニングを利用しましょう。専用の薬剤と高圧洗浄機で、内部の奥まで安全に綺麗にしてくれます。

自分での掃除は、あくまで日々のメンテナンスと考えてください。プロに頼むことで、故障のリスクを避けながら快適な空気を維持できます。

まとめ

エアコン掃除に失敗して水漏れや故障が起きても、まずは落ち着いて電源を抜くことが先決です。ドレンホースの詰まりなど、自分でリカバリーできる範囲であれば、専用の道具を使うことで安価に解決できます。しかし、電装系のショートや異音などは、無理をせずメーカーや専門業者に相談してください。

修理を検討する際は、製造年数を確認して「修理か買い替えか」を天秤にかけるのがコツです。今回の経験を活かし、次回の掃除では電装部の養生を徹底するか、最初からプロに任せる選択肢も持っておきましょう。まずは自分のエアコンが何年製か、保証書がどこにあるかを今すぐチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

CLEAN DAYSは、「掃除で失敗した経験」から正しい知識の大切さを学び、立ち上げられた情報サイトです。
自己流掃除の限界や、プロに頼んで初めて分かった違いをもとに、家庭と業者の役割分担を丁寧に解説。
専門資格を持つ監修者と連携し、信頼できる掃除情報を発信しています。

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