ワックスがけを含む床掃除の相場は?ハウスクリーニングでの対応を解説!

フローリングをピカピカにしたいけれど、業者に頼むといくらかかるのか不安ですよね。ワックスがけを含む床掃除の相場が分かれば、予算も立てやすくなります。ハウスクリーニングのプロがどのような手順で床をきれいにするのか、その内容も気になるところです。

実は、部屋の広さや床の状態によって金額は大きく変わります。何も知らずに見積もりを取ると、思わぬ追加料金に驚くかもしれません。そこで、標準的な料金から家具移動の費用まで、知っておきたいポイントをまとめました。失敗しない業者選びの参考にしてください。

目次

床掃除とワックスがけの平均的な料金相場

まずは、一般的なお家で依頼した場合の全体像を把握しましょう。床の洗浄とワックス塗布がセットになっているプランが主流です。多くの業者が広さに応じた定額制を採用しています。まずは最低限かかるコストを知ることから始めましょう。

1. フローリング20平米あたりの費用目安

多くのハウスクリーニング業者では、20㎡(約12畳)をひとつの単位としています。この広さでの相場は、おおよそ13,000円から20,000円程度です。

作業には、床の掃除機がけと専用洗剤による洗浄が含まれます。さらに、仕上げのワックス塗布までがセットの料金です。

2. 10畳以下の部屋に適用される一律料金の仕組み

6畳や8畳といった狭い範囲の依頼でも、10畳分としての基本料金が設定されることが多いです。これは、作業員の移動費や機材の準備にかかる固定費があるためです。

例えば「10畳までは一律12,000円」という料金体系がよく見られます。狭い範囲を単独で頼むよりも、他の部屋と合わせる方が1畳あたりの単価は下がります。

3. 業者ごとに設定されている最低依頼価格の基準

「最低依頼金額」というルールを設けている業者も少なくありません。床掃除の料金が10,000円だとしても、最低依頼額が15,000円なら差額を支払う必要があります。

そのため、床掃除だけで金額が足りない場合は注意が必要です。エアコン掃除や水回りのクリーニングと組み合わせて、合計金額を調整する工夫が有効です。

部屋の広さや間取りで変わる費用の目安

お住まいの間取りによって、総額がどれくらいになるのか計算してみましょう。マンションと戸建てでは、施工する面積の数え方が異なる場合があります。代表的なケースごとに、具体的な金額のイメージを整理しました。

1. マンション1Kや1LDKの床掃除費用

1Kやワンルームの場合、床面積が狭いため最低料金の13,000円前後で収まるケースがほとんどです。1LDKになるとリビングが広くなるため、18,000円から25,000円ほどが目安になります。

廊下やキッチンの床も同時に依頼するのが一般的です。基本的には、床が見えている部分の面積で計算されます。

2. 戸建てリビングの広範囲な施工料金

20畳を超えるような広いリビングの場合、㎡単価で計算されます。1㎡あたり1,000円から1,500円程度を加算していく方式です。

例えば、40㎡のリビングなら40,000円から60,000円ほどかかる計算になります。広くなるほど、1㎡あたりの単価を割引してくれる業者も存在します。

3. ㎡単価と畳数計算による金額の出し方

業者のサイトによって「㎡」と「畳」の表記が混在していて分かりにくいですよね。一般的な換算では、1畳を1.62㎡として計算します。

広さの単位面積(目安)費用の相場
10畳約16㎡12,000円〜15,000円
15畳約24㎡18,000円〜24,000円
20畳約32㎡25,000円〜35,000円

ワックス剥離作業が必要な場合の追加料金

床に古いワックスが何層も重なっていると、黒ずみやムラの原因になります。その場合は、古い膜を一度きれいに剥がす「剥離(はくり)」という作業が必要です。通常の洗浄よりも手間がかかるため、別料金が発生します。

1. 古いワックスを剥がす剥離清掃の単価

剥離作業の相場は、1㎡あたり1,100円から2,200円ほどです。これは、通常のワックスがけ料金の約2倍にあたります。

専用の強力な薬剤を使い、溶け出した古いワックスを手作業で取り除きます。非常に時間がかかる工程のため、単価も高く設定されています。

2. 通常のワックスがけと剥離作業を合わせた総額

剥離作業を行う場合、その後に新しいワックスを塗る費用も合算されます。20㎡の部屋で剥離を行うと、合計で30,000円から45,000円程度の出費を見込んでおきましょう。

初期費用は高くなりますが、床の輝きは新品同様に蘇ります。古いワックスの汚れを閉じ込めないためにも、数年に一度は必要な工程です。

3. フローリング剥離料金が通常より高くなる理由

剥離剤という特殊な薬品を使用するため、材料費が高くなります。また、汚水を回収して床を乾燥させる工程など、通常の倍以上の時間がかかります。

さらに、床材を傷めないための高度な技術も求められます。そのため、技術料としての側面も大きく、料金に反映されているのです。

見落としがちな家具移動や養生の費用

当日の作業をスムーズに進めるためには、部屋にある家具を動かさなければなりません。この家具移動を業者に任せるのか、自分で済ませるのかで料金が変わります。見積もりに含まれているか事前に確認しましょう。

1. ソファやテーブルの移動に伴う作業費

大きなソファやダイニングテーブル、ピアノなどを動かす場合、別途費用がかかることがあります。1点につき1,000円から3,000円程度、あるいは1部屋あたりで設定されています。

移動が必要な家具が多ければ、それだけで数千円の追加になります。重量物がある場合は、作業員の人数が増えて人件費が上がるケースもあります。

2. ハウスクリーニング床掃除家具移動の注意点

業者によっては「空室」の状態を前提とした料金を提示していることがあります。居住中の部屋で家具がある場合は、別途「家具移動費」が必要な場合がほとんどです。

特に、食器棚や本棚など中身が入った重い家具は、移動を断られることもあります。事前に何を動かしてもらえるか、電話やメールで確認しておくのが安心です。

3. 作業員1名あたりの時間制料金システム

家具移動を時間制で計算する業者も存在します。1時間あたり3,000円から5,000円程度が相場です。

時間がかかればかかるほど、支払い金額が増えてしまいます。小さな棚や椅子などはあらかじめ隣の部屋へ移しておくと、無駄な出費を防げます。

大手ハウスクリーニング業者の料金比較

誰もが知っている有名な業者と、地域に密着した個人店では料金体系が異なります。安心感を優先するか、安さを優先するかで選び方も変わるでしょう。主な業者の特徴と、価格の傾向を比較してみます。

1. ダスキンや地域の床清掃メニューと価格差

ダスキンなどの大手チェーンは、品質の安定感が魅力です。料金は1㎡あたり1,100円程度から設定されており、20㎡だと22,000円ほどになります。

一方、地域の個人業者は広告費を抑えている分、20㎡で15,000円前後と安めに設定されていることが多いです。信頼できる口コミがあるなら、個人店も有力な選択肢です。

2. おそうじ本舗などのフローリング洗浄プラン

おそうじ本舗では、10畳(約16㎡)からプランが用意されています。基本料金は13,200円からとなっており、大手の中では比較的依頼しやすい価格帯です。

全国に店舗があるため、予約が取りやすいのもメリットです。オプションで高耐久のワックスに変更することもでき、選択肢が豊富です。

3. 依頼しやすい低価格な専門業者の特徴

マッチングサイトで見つかる格安業者は、徹底的なコスト削減で低価格を実現しています。20㎡で10,000円を切るようなプランを提示している場合もあります。

ただし、駐車場代が別途必要だったり、使用するワックスの種類が選べなかったりすることもあります。安さの理由を確認してから申し込むのが賢明です。

床材の種類によって変動する清掃コスト

お家の床がどのような素材でできているかによっても、選ぶべきプランが変わります。一般的な板張りの床だけでなく、最近は様々な床材が使われています。素材に合わせた適切な清掃が必要な理由を見ていきましょう。

1. 一般的な木質フローリングの施工価格

市場に出回っている多くのフローリングは、合板の上に薄い天然木やシートを貼ったものです。これらは標準的なワックスがけプランが適用されます。

基本料金の範囲内で作業ができるため、追加の心配はほとんどありません。ただし、溝に汚れが詰まっている場合は、洗浄に時間がかかることもあります。

2. クッションフロアやタイルの清掃料金

洗面所やキッチンに使われるクッションフロアも、ワックスがけが可能です。料金はフローリングと同等か、少し安めに設定されていることもあります。

タイルの場合は、目地の汚れ落としがメインの作業になります。ワックスではなく専用のコーティング剤を使うこともあり、その場合は料金が1.5倍ほどに上がります。

3. 特殊な無垢材へのワックス対応と費用

本物の木をそのまま使った無垢材は、デリケートな素材です。一般的な樹脂ワックスは使えず、専用の天然オイルや蜜蝋(みつろう)ワックスで仕上げます。

この作業は特殊な技術を要するため、料金は通常の2倍以上になることがあります。無垢材であることを伝えずに依頼すると、当日キャンセルになる恐れもあるので注意してください。

プロに頼むメリットと自分で行う費用の差

自分でワックスがけをすれば、かかる費用は材料代だけです。しかし、プロに依頼することには金額以上の価値があります。DIYと比較した際のメリットや、自分でやる場合のコストを整理しました。

1. 市販のワックス剤と道具にかかる実費

自分で作業する場合、必要なのはワックス剤とモップです。「リンレイ オール」のような定番商品は、1Lで1,500円程度で購入できます。

専用のモップセットを含めても、5,000円以内で道具は揃います。20㎡の広さなら、1Lで数回分の塗布が可能です。

2. 専門機材による仕上がりの違いと持続性

プロはポリッシャーという自動洗浄機を使い、床の汚れを根こそぎ落とします。自分で拭き掃除をするのとは、下地の清潔さが全く違います。

汚れが残っていない状態でワックスを塗るため、密着度が上がり長持ちします。プロの仕上げなら、1年前後はきれいな状態をキープできるのが大きな魅力です。

3. 作業時間と手間を考慮したコストパフォーマンス

20㎡の広さを自分で洗浄し、2回ワックスを塗るとなると、丸一日かかる重労働です。乾燥待ちの時間も含めると、家具の移動だけでも大変な苦労になります。

プロなら数時間で全ての工程を完璧に終わらせてくれます。休日の貴重な時間と体力を節約できると考えれば、数万円の費用は決して高くありません。

床掃除の料金を安く抑えるためのコツ

予算が限られている場合でも、工夫次第でプロのサービスを受けやすくなります。ちょっとした準備やタイミングの選び方で、数千円の節約が可能です。賢く利用するためのポイントを3つ紹介します。

1. 閑散期やキャンペーン期間の利用

ハウスクリーニングには繁忙期があります。エアコンを使う時期や年末の大掃除シーズンを避けて依頼すると、割引を受けられることがあります。

2月や10月などは予約に余裕があるため、限定のキャンペーンを行っている業者が多いです。急ぎでないなら、こうした時期を狙って見積もりを取ってみましょう。

2. 自分で家具を移動させておく節約術

見積もりの際に「家具は全て移動済み」と伝えることで、オプション料金をカットできます。ソファやテーブルを別の部屋に動かしておくだけで、数千円安くなることもあります。

ただし、作業当日になって動かせていないと、その場で追加料金が発生します。無理のない範囲で、自分でできる準備を進めておきましょう。

3. 複数箇所をまとめて依頼するセット割引の活用

「床掃除だけ」よりも、他のメニューと組み合わせるのがお得です。キッチンやレンジフードの清掃と一緒に頼むと、出張費が1回分で済むため割安になります。

多くの業者が「選べるセットプラン」を用意しています。家の気になるところをまとめてリストアップし、セット価格の相談をしてみてください。

業者選びで失敗しないための確認ポイント

安さだけで業者を選んでしまうと、当日のトラブルに繋がることがあります。安心して任せられる業者を見極めるためには、いくつかのチェックが必要です。契約前に見ておくべき具体的な項目をまとめました。

1. 事前見積もりで総額を確定させる方法

ネットの料金表だけで判断せず、必ず現地調査や写真による見積もりを依頼しましょう。「駐車場代が含まれているか」「剥離は必要か」を明確にすることが大切です。

当日になって「思ったより汚れていたので追加料金です」と言われないよう、書面やメールで総額を残しておいてください。追加費用の有無を明言してくれる業者は信頼できます。

2. 損害保険への加入有無をチェックする理由

万が一、作業中に床が剥がれたり、家具を傷つけたりした場合の備えです。損害賠償保険に加入している業者なら、修理費用を補償してもらえます。

個人の格安業者の場合、保険に入っていないリスクもあります。サイトの会社概要欄などで「損害保険加入済み」の表記があるか確認しましょう。

3. 口コミや施工実績から判断する基準

実際に利用した人の感想は、サービスの質を知る大きな手がかりです。特に「作業が丁寧だったか」「養生をしっかりしてくれたか」に注目してください。

また、サイトに施工前後の写真が多く掲載されている業者も安心です。自分の家の床と同じような素材の実績があるかチェックしてみましょう。

床の輝きを保つワックスがけの頻度

せっかくプロに頼んで綺麗になった床は、できるだけ長く保ちたいですよね。床の健康状態を守るためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。適切な塗り替えのタイミングを知っておきましょう。

1. 一般家庭での適切な塗り替えサイクル

一般的には、半年に1回から1年に1回程度のワックスがけが推奨されています。リビングなど人の通りが多い場所は、ワックスが剥げやすいため早めのケアが必要です。

頻繁にプロに頼むのが難しい場合は、2年に1回プロに任せ、その間は自分で薄く塗るという使い分けもおすすめです。床の表面が保護されていれば、板材自体の傷みを防げます。

2. 汚れが目立ち始めるサインと掃除のタイミング

「床がくすんで見える」「歩くときにベタつく」と感じたら、掃除のタイミングです。また、窓際など日当たりの良い場所だけワックスが白っぽくなっている場合も注意してください。

汚れの上からそのままワックスを塗ると、汚れを閉じ込めてしまいます。目立つ汚れがある時は、迷わずプロの洗浄を依頼してリセットしてもらいましょう。

3. 日常のお手入れでワックスを長持ちさせるコツ

普段の掃除は、ドライタイプのクイックルワイパーなどでホコリを取るだけで十分です。水拭きはワックスを溶かしたり傷めたりする原因になるため、控えめにしましょう。

どうしても汚れが気になる時は、固く絞った雑巾でサッと拭く程度に留めます。また、椅子の脚にフェルトを貼るなどの工夫で、物理的な摩擦を減らすのも効果的です。

おわりに

ワックスがけを含む床掃除の相場は、10畳から12畳程度であれば13,000円から20,000円がひとつの基準です。ただし、家具の移動や古いワックスの剥離が必要な場合は、これに数千円から数万円が加算されます。まずは自分の家の床面積を測り、動かせる家具がどれくらいあるかを確認することから始めてみてください。

予算に余裕があるなら、プロによる徹底的な洗浄と剥離をおすすめします。古い汚れを一度リセットすれば、その後の日常的なお手入れがぐっと楽になります。まずは3社ほどからWEB見積もりを取り、総額の違いを比較してみるのが、理想の床を手に入れるための具体的な一歩になります。

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この記事を書いた人

CLEAN DAYSは、「掃除で失敗した経験」から正しい知識の大切さを学び、立ち上げられた情報サイトです。
自己流掃除の限界や、プロに頼んで初めて分かった違いをもとに、家庭と業者の役割分担を丁寧に解説。
専門資格を持つ監修者と連携し、信頼できる掃除情報を発信しています。

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